
2006-05-29 Mon 02:37
キラ・ヤマト(20) (最高の)コーディネーター 両陣営から危険視されたキラだが、オーブ領から他には出ないという約束で、命の保障をされている。現在コンピュータープログラミングなどの仕事に携わっている。情報のやり取りはすべて監視員がチェックしている。 メイリン・ホーク(15) ルナマリア・ホークの妹。コーディネーター ザフト軍オペレーター 緑服 ディアッカ・エルスマン(21) ザラ議長に罪を押し付け、ラクスらの行動を政府公認のものとしたため、(設定の変更点2参照) ディアッカが降格されることはなかった。 白服で、現スコーピオ(仮)の艦長兼司令官←適当。ようは命令を出す人といいたかった。 イザーク・ジュール(21) 前体戦の後、軍をやめ、政治家に転身した。現在アプリリウス市の市議会議員。 スポンサーサイト
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2006-05-23 Tue 01:08
連合が撤退したことを知ると、ルナマリアは急いで、インパルスへと向かった。上空から、右半身が破壊されたインパルスが見えた。幸いコクピットは無傷のようだ。しかし、応答がないためルナマリアはザクを地上へ降下させザクのハッチを開き、大急ぎでインパルスに駆け寄った。しかし、依然シンの反応は返ってこない。ルナマリアはミネルバの技術班に応援を要請し、ハッチをこじ開けた。 開かれたハッチには、骨を骨折するなど大分重症らしいシンの姿があった。ルナマリアの再度の呼びかけにシンが反応する。ほっとするルナマリア。撃墜されたものの、割と軽症だったレイもインパルスの元へとやってきていた。レイはルナマリアの素直な笑顔に複雑そうな表情を浮かべた。 シンは、意識を取り戻すと、突然起き上がり歩き出そうとする。 「どうしたの? シン?」 あわてるルナマリアを尻目に、歩を進めるシン。 シンは、 「ステラ……」とだけ呟いている。 どうやら、片足が折れているらしく、足を引き釣りながら、歩いている。レイも静止しようとするが、シンはそれすらも振り払って進んでいく。 やがて、デストロイの元へたどり着いたシン。 破壊された箇所から中が見え、のっているパイロットがやはり、「ステラ」であったことを思い知る。 「ステラっ!ステラっ!」 と必死にデストロイから助け出そうと、コクピットへ向かって叫び続けるシン。ルナマリアはわけがわからずに、とりあえず救護班を要請しようと、ザクからメイリンと回線をつなぐ。 シンの思い人が「ステラ」で、「ステラ」が施設のデータから強化人間であると知っていたメイリンは、ルナマリアにその事実を告げる。 やがて、破壊された箇所からステラを救い出した。虫の息のステラは「会いに来てくれた」と嬉しがり、やがて意識をなくす。 シンは、あまりの事実に絶叫する。 シンは、最も守りたいと思った少女を自分で傷つけてしまったという事実に、今までの自分の価値観が崩れていくのを知った。 シンは、叫ぶ。 「俺はどうなってもいい! お願いだから、この子を助けてくれ!」と。 レイは淡々と「敵の兵士だ。助ける必要はない」と言い放つ。 「そんなことはわかっている! だけど、俺はこの子を守るって約束したから」しかし、シンはそういって譲らない。 |
2006-05-18 Thu 02:48
というか、率直に言えば、オーブ関連のことって突き詰めると不自然なところが多いんです。 たとえば、シンがオーブを憎んでいますよね。それは、オーブが、自分たちの理念を守るために首脳陣の自爆という方法を選んだからです。 が、これで、オーブが連合と同盟を結んで国を滅ぼすことを回避したとしたら、シンは納得するでしょうか。 しかし、シンはDestinyで、連合と手を組んだオーブに対して怒りを抱き、「こんな国滅ぼしてやる!」とカガリに向かっていったはずです。(はずです……) とすれば、シンはオーブがどういう行動を取れば納得したのでしょううか。それがわからないのです。 そもそも連合に抗えない、オーブの弱さが嫌だったのでしょうか……。本当にわからないので、小説版を参考に、オーブの実態を探りたいと思います。 |
2006-05-13 Sat 02:55
学校と家を往復するだけの変わらない日常。そして、邪魔にされるだけの俺。 そんなものに飽き飽きしていた俺は、むしろこの事態を歓迎していた。MSが、大挙をなして飛来しプラントをぶっ壊してくれる日が待ち遠しいくらいだ。 「無事、卒業できました。いよいよZAFT軍に配属です。当面はつき軌道に配備される戦艦に乗ることになりそうです」 兄貴が顔を紅潮させ両親に報告するのを、俺はソファーに横たわりながら横目で見ていた。 「本当に、軍に入ってしまうのね。卒業できたのは、嬉しいけど……、私なんていったらいいのかしら」 「リザ。しっかりするんだ自慢の息子の門出を祝ってやらなくちゃ」 父が母の肩にしっかりと手を沿え、母を励ました。 「ええ……ええ、本当ね。嫌だわ、私ったら。でもね、心配なのよ。それはわかって頂戴。こんな戦争がひどくなってる状況でお前を軍に送らなきゃいけないなんて」 「確かに、優秀なお前なら、どこの企業でも欲しがるだろう。それなのに、お前と来たら」 「お父さん。今は、戦争です。それを見てみぬフリはできません。同胞の民がたくさん死んでいくのに……。僕はもう犠牲を出したくない。これ以上ナチュラルのやつを野放しにしていたら、どんどん付け上がるばかりです。僕はコーディネーターの未来のために戦うため、軍に入るんです」 俺は、あまりのばかばかしさに大音量でテレビをつけてやった。 両親も兄貴も、一瞬すさまじい嫌悪の顔を向けたが、結局、黙ってこの場をっていっただけだった。俺に何を言ってもしょうがないと、あきらめているのだろう。 |
2006-05-11 Thu 18:55
イザークは、いろいろな情報を集める中、ラクスがプラントのある場所に監禁されているという情報を手に入れていた。 場所がプラントということから、イザークは、疑いの目をデュランダルに向けていたのだ。しかし、デュランダル議長はそんなことは知らないとの一点張りで、埒が明かない。怒ったイザークは、議長室を飛び出した。イザークは、ラクスを助け出し証拠にする以外ないと決意していた。 途中、イザークは、ラクス(ミーア)を偽者ではと疑い、後をつけプラントまで来ていたミリアリアと出会い、互いに協力することを誓う。 そのやり取りを別室で聞いていたミーアは、おつきの者にイザークらを尾行するよう命じる。自分の地位を守るため、そして、手に入れたアスランの心を離さないために、ラクスは邪魔な存在でしかなかったのだ。 一方、デュランダル議長は、ラクスを助け出そうとするイザークたちを静観していた。議長のモニターに映るのは、完成したばかりの連合のMSデストロイだった。 議長はつぶやく。「世界はすべて私の掌のうえだ。いよいよ、仕上げを始めるとしようか……」 |
2006-05-07 Sun 03:54
『大企業の息子。できのわるいほうの次男』 それが、俺について回っていた剥がしようのないレッテルだった。反吐が出るほど嫌だった。だけど、俺はそこから逃げ出すすべがわからず、ただ沈黙して、自分の周りを取り囲む世界に壁を作ってやり過ごしていた。 できの悪いといわれるのも、努力不足のせいならば、仕方がない。だが、俺は明らかに出来損ないだった。 コーディネーターと呼ばれる種が地球上に現れたのは、もう70年以上前のことだ。遺伝子をよりよいものへと改変し、人間の能力をさらに高みに上げようとしたものたちの手によって生み出された。 しかし、人工的な措置を伴って生み出されるその生命体は、失敗の可能性を捨て去ることはできなかった。 その結果が――俺だ。 人工的な措置を伴って誕生した俺は、肉親の期待を一身に集めていた。両親もコーディネイターだが、有り余る金の力にものを言わせ、俺に再コーディネイトを施していた。 俺の兄は、それで見事な成功を収めた。 たが、肝心の俺は、まったくナチュラルと区別がつかないような能力のない子供だった。 親の目は厳しかった。まるでそこにいないものとして扱われた。 自分たちの力で期待どうりの子供を作ったつもりでいたのだろうが、このざまだ。目を背けたくなるのも無理はない。 だけど、俺は、――生まれてきてしまった俺は? いったいどうすれば、いいというんだろう。 注)このサイトの設定 スティングは出来損ないのコーディネーター を元にして作っている小説です。本編設定とは違いますので、ご注意ください。 続く。というか、寝ます。また続き書きます。 |
2006-05-06 Sat 23:57
ちょっと、前々から決まっていた旅行に行ってしまったもので……。感想早く書きたくて辛かったです。 それでは、順を追って感想を書いていきたいと思います。 アバンタイトル 最初のシーンは、キラとラクスですか……。いきなり雲行きが怪しくなってきました。それにしても、この頃のキラは何をしていたんでしょうね。やっぱり少し仕事している描写を少しでも入れてあげたほうがキラの名誉のためにもいいと思うのですが。前大戦の心の傷が癒えていないと言うのなら、フレイ結局守れなかったとことか、クルーゼに対して殺さずができなかったこととかについて悩んで欲しかったなと思います。 私はシンの肩を持っていたので、キラが嫌いでした。が、よくよく考えてみると、キラに対して設明不足だったから、キラが好きになれなかったのかもしれません。前作をみていないと何考えているかよくわからない人というイメージしか浮かばないかと。 次のシーンも問題ありですよ! これって追加シーンですよね。(ちがったら突っ込んでくれると助かります) 纏わりつくユウナを振り払うカガリ。そして、それを見つめるアスラン。何回見ても、このアスランの表情の意味が読めない。 振り払うカガリを見て、満足しているのか。 それとも、婚約者であるユウナに対してジェラシーを抱いているのか。 それとも、特に何も考えていないのか。 第一、ここでアスランとカガリのシーンを新規作画で入れる意味があるんだろうか。だって、結局メイリンとくっつくわけだし……。(←これは、くっついたわけじゃないという主張もよく耳にします。実際どうなんでしょう)こういうテーマにかかわるような関係性ははっきりさせて欲しいものです。 そして、次! ブルーコスモス関連組織「聖なる大地」ってなによ! スペシャルエディションで初めて出すか。そんなものを! おかしいな。今回結構楽しんでみたんです。正直。なのに、何で細かく見ていくと、こんなに突っ込みどころが多いんだろう……。 しかも、大西洋連邦サンディエゴのザフト軍施設への爆破テロ? 何で、そんなところにザフト軍施設が? しかも、原因が、ブルーコスモスってそんななんでもかんでもブルーコスモスとかのせいにしすぎでは? とはいえ、社会情勢に関しても触れておこうという姿勢は評価できると思います。 って、またファイナルプラスと同じ聖書からの引用? 何で、これにこんなにこだわるのだろう。 そのすべての木からとって食べなさい。 ただし、善悪の知識の木からは、決してとってはならない。 食べると必ず死んでしまう。 だが、やがてともに作られた野の生き物のうちで一番賢い蛇がこう言ったという。 けして死ぬことはない。それを食べると目が開け神と同じく善悪を知る者となる。 そのことを神はご存知なのだ。 ……。書き出せば、何か納得できると思ったけど、まるでこれを出してくる意味がわかりません。 しかも、レイのナレーションならまだ神とかいう事に触れるのもいいかと思ったけど、アスランが言う必要はあるのか? 別にアスランが嫌いとかそういうわけじゃないですけど……。 アバンタイトルの一番好きなシーンはシンとレイがMSを動かしているシーンです。 |
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